田村新聞
VOL.184 第184号
2026年9月8日
2026年9月8日(火曜日) 📚 バックナンバー
⚡ 菅田将暉が長編初監督&主演──青山真治「死の谷'95」を2027年映画化
⚡ Aimerデビュー15周年「NORANEKO」始動──8thアルバムとワンマンライブを発表
⚡ のりプロが個人運営から組織体制へ──佃煮のりおが社長退任しアドバイザーに
⚡ Google「Lyria 3.5」一般提供──Geminiで動画BGMやジングルを生成可能に
🎬 映画・エンタメ
菅田将暉が長編初監督&主演 青山真治の小説「死の谷'95」を2027年映画化
菅田将暉が長編映画の初監督と主演を兼任し、映画監督・青山真治の小説「死の谷'95」を実写化することが9月7日に発表された。共同監督は菅田の短編「クローバー」やMVでタッグを組んできた山田健人、脚本には多摩美術大学で青山の教えを受けた甫木元空(Bialystocks)が参加する。撮影は10月開始、公開は2027年を予定している。
https://natalie.mu/eiga/news/688361
🎵 音楽
Aimer、デビュー15周年プロジェクト「NORANEKO」始動 8thアルバム&ワンマンライブ
Aimerのデビュー15周年プロジェクト「Aimer 15th Anniversary PROJECT "NORANEKO"」が9月7日に始動し、特設サイトがオープンした。8thアルバムのリリースとワンマンライブの開催が発表されている。15歳で声が出なくなる経験を経て独特の歌声を獲得し、2011年9月にメジャーデビュー。母となった歌姫が15年目の新章に入る。
https://natalie.mu/music/news/688480
📺 VTuber
のりプロが個人運営から組織体制へ 佃煮のりお社長退任、犬山たまきはタレント業に専念
VTuber事務所「のりプロ」が、佃煮のりおの個人運営から運営組織による体制へ移行したことを9月7日に発表した。佃煮は社長を退任し、創設者兼クリエイティブアドバイザーに就任する。移行自体は2026年1月から進み、約8カ月の運用を経て正式発表に至った。犬山たまきは今後VTuber活動に専念し、第2回タレントオーディションの開催も決まった。
https://www.moguravr.com/noripro-new-management-norio-graduation/
🤖 AI・テクノロジー
Google、音楽生成AI「Lyria 3.5」を一般提供 GeminiでBGM・ジングル制作が可能に
Googleが9月4日、音楽生成AIモデル「Lyria 3.5」の一般提供をWeb/モバイルで開始した。GeminiおよびGemini APIで利用でき、ボーカルの表現と楽曲構成が向上している。ジャンル指定、ボーカル/インストの選択、尺の調整、BGMや誕生日用楽曲のテンプレートを備え、動画のBGMやブランドジングル、着信音の制作に使える。
https://ai.watch.impress.co.jp/docs/news/2138803.html
💡 TODAY'S INSIGHT
1俳優が監督へ、漫画家が経営から創作へ。菅田将暉と佃煮のりおの動きは向きこそ逆だが、「自分が最も価値を出せる一点に立ち位置を移す」という同じ判断に見える。
2Lyria 3.5が動画BGMやジングルを数分で吐き出す一方、Aimerは15年かけて獲得した声そのものを資産にしている。量産できる機能音楽と、代替できない声。制作現場ではこの二層の使い分けが前提になる。
3のりプロが「創設者の個人資本と体力」から組織運営へ移った件は、VTuber事務所が属人性リスクを本気で織り込む段階に来た証拠。クリエイター発の事業が10年目を迎えるときの共通課題でもある。